[トップ] [活動紹介] [部員紹介] [山行計画] [山行報告] [連絡先] [リンク] 外部: [掲示板] [ブログ]

山行報告:沢登り 富士川水系戸栗川 三ツ沢

内船・温井沢・十枚山・梅ヶ島温泉


ルート図

行程

  • 5月9日 静大−成島−折付(入渓)−テン場
  • 5月10日 テン場−三俣−二俣−稜線−大光山−刈安峠−十枚山−折付−静岡

メンバー

ヘーキ、森下、室伏、原


部会の次の日に沢に行く事になっていて、どうなるのかな〜と思っていたが、なんだかんだ楽しかった沢登り。 ちなみにヘーキさん以外は初の沢での1泊だった。

text:森下 photos:森下


5月9日 晴れ

静大7:00−成島−折付(入渓)10:00−テン場14:30

朝の6時頃に起きて準備開始。温井沢か三ツ沢のどちらかに行くことに。 曲金もっちで食糧を買っていざ出発。ヘーキさんは「熱辛」のカレーを買っていた。辛さのメーターがマックスだった。 車内で話し合い、温井沢には去年行ってるので、三ツ沢に行くことに決定。 沢の取り付きのすぐ近くまで車道があってありがたい。ただ、落石が多かったので、少し離れた所に車を止める。

出発前

天気がよく、非常に快適に登っていくことができた。 沢を登って1時間ほどで分岐があり、左側が巻道で、右側が滝だといわれ、とりあえず時間に余裕があるので右に行く。 そこで自分がリードした。10メートルの大滝で、かなりビビったが、なんとか上まで抜けた。思いっきりインディアンコールした。

大滝を登る森下

上の岩には何か所もハーケンを打った跡があり、その近くに2本打った。初めてだったので外れないか心配だった。 原君が登ってる途中でハーケンが抜け、ヘーキさんが補強してくれた。 ハーケンは抜けるものだからしょうがないと言ってくれてありがたかった。これからは安全のためにも数に余裕があれば3本打とう。 そのあとは特に巻きもなく進んでいき、いい場所があったのでタープを張る。ここでのびがヒルの餌食になった。 時間は超余裕で、みんなでマシュマロとウインナーを焼いて食べる。 これからは2人で1袋位マシュマロが欲しいと思った。ウインナーはあればある程いい。 夕飯はカレー。ヘーキさんは例の熱辛カレー。今回全員が軍手を忘れていたので焚き火に鍋を出し入れするのに苦労した。

ヘーキさんと熱辛カレー。ボンカレーの大塚食品からCMオファー間違いなし

その後酒を飲み寝た。


5月10日 晴れ

テン場7:00−三俣−二俣−稜線12:30−大光山13:00−刈安峠13:20−十枚山15:00−折付18:00−静岡

朝は5時過ぎに起きた。夜はとても寒かった。ヘーキさんに薪を足さないからだと言われた。なるほど。 沢は出発して1時間ほどで大きな滝に出会う。左から大きく巻いた。ロープを出すところもあった。

巻いた滝

その後大きく2つに分かれてるところがあり、左に行く。 その先に大きくてかっこいい滝があった。この滝も左側を巻く。

かっこいい滝

この滝を超えると一気に水量が減った。 その後少し長いガレ場を抜け、少し藪漕ぎをすると、いきなり稜線に出た。インディアンコールもばっちりやった。

右側の笹林からひょっこり出てきた

大光山をすぎて刈安峠を左に曲がって尾根を下ろうとするも、ひどく荒れていて道がなかった。 これは後日わかったことだが、青木さん(OB)の書いた報告に同じことが書いてあった。 出発当日に行き先が決まったから仕方のないことだが、あらかじめ報告を見ておけばここを下ることはなかった。 この尾根は下れないと判断し、少し遠いが十枚山まで登ってそこから下ることにした。

十枚山から下りた尾根から地図にはない新しい登山道が出てていて、「成島3時間10分」と書いてあった。助かった。 林道を2時間半ほど歩いて車までたどり着いた。ビバークせずに下りれてほんとに良かった。


総話

部会の次の日ということもあり、バタバタした出発になってしまった。木曜日の集まりで少しでも準備をしとくべきだった。 2日間とも非常に暖かくて、楽しい沢だった。個人的に滝が突破できたのがうれしかった。 もしも新しい登山道がなかったらビバークだったかもしれないと思うと、装備面、食糧面から考えるとすごく怖い体験だった。 11時間行動は結構しんどかった。筋肉痛になった。鍛錬不足だ。


[時間順山行報告へ戻る]
[地域別山行報告へ戻る]